魔法の研究所に置いてありそう...! 鉱物を雰囲気たっぷりに飾れる「ミネラルホルダー」に反響 (2/2ページ)

Jタウンネット

海外の宝石に関する古書を漁っていた時、手に取った一冊の古いコレクター本の中に、円形の木台から伸びたピンセットのような細い金属で固定された宝石の版画を見つけた。

井上さんが見つけた古書の版画(画像は井上さん提供)
「湧き上がってくる物欲に、すぐさま欲しいと色々と検索したのですが、とても古い物なのか、検索が下手なのか、そもそも無いのか、見つからず。無いなら作ってみようとサンプルを制作してみました」

では、実際にどのようにして作ったのだろうか。改めて井上さんに聞いてみると、完成までには多くの試行錯誤があった。

「古書のものをそのまま再現するのは難しかった」
「古い本で見た形をそのまま製作しようと思ったのですが、挟む物を壊したり傷つけたりしてはいけないのは大前提なので、色々試しました。細かく機械的な構造にしてみたり、シリコンを使用したり。しかし、あまりケースの方がごちゃごちゃとしてしまうと美しくない。飾る物がメインになるには至極シンプルな方が良いと、皿の上に乗せる方法に切り替えました」(井上さん)

ケースに使用している素材は、真鍮と木とガラス。ガラスと木のパーツは外部の職人などに作ってもらうなどして手配し、真鍮のパーツとその上の展示物を乗せる受け皿は、井上さん自身が機械で削って造形したという。

受け皿には天然石や鉱石を固定する用の粘土をつける(画像は井上さん提供)

修理やリメイクを行い、古いものを受け継いでいけるようにする仕事をしている井上さんは、かつて存在したアイテムを自分流に再現してみるという形の作品作りを「自分に合っていた」と感じたそう。

「とても楽しかったですし、それが現代の方に受け入れられている事もとても嬉しく思います」

と振り返った。また、ツイッターでの反響については、こう語った。

「いただいた反応については、ありきたりでしょうが『嬉しい』の一言です。新しいアイデアをいただけたり一緒になって盛り上げて頂けている直接の声が、なんかずしんと来るものがありました。最初はリツイートなどの音を消していたのですが、その音自体も『頑張れよ。いいもの作れよ』って言ってもらえてるようで、結局鳴らしたままにしていました(笑)」
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