盛大に事故ってるのかと思った... 高速道路で働く車「BTM」の作業風景が衝撃的すぎる (2/3ページ)

「対面通行規制の中央分離帯には、安全性の高いコンクリート防護柵を設置しますが、重量があり通常は設置に何日もかかります。そこでBTMを使用すると、事前に路肩に置いた防護柵を、短時間で中央分離帯まで移動させることができるため、お客さまにご迷惑をおかけする時間を大幅に短縮できます。撤去する際も同様です」
と担当者は説明する。BTMは時速約10キロメートルでコンクリート防護柵の移動設置が可能だという。
なるほど、事故のように見えた写真は、手前だと端にあるブロックが、BTMによって真ん中に動かされている、まさにその瞬間だったのか。
安全性が向上し、渋滞も緩和BTMによってコンクリートの防護柵を移動し、規制の切り替えなどをするシステムを「ロードジッパーシステム」と呼ぶ。東名リニューアル工事における対面通行規制におけるこのシステムの詳しい手順は、以下の通り。
「まず、路肩にあらかじめコンクリート防護柵を設置します。そして、通常時の車線から横断し反対側の対面通行規制区間へ移動する『渡り線』を施工します。路肩に置いたコンクリート防護柵をBTMで道路の真ん中側に移動させます。ここが、対面通行時の中央分離帯になります。その他の規制を完成させて対面通行規制を完成し、工事を実施します」(担当者)
17年度の東名リニューアル工事から使用されているというBTM。現在実施中の東名リニューアル工事(21年9月6日から12月24日)では、所持車両とリース車両のあわせて2台が稼働しているという。