岸田政権を誕生させた「三悪人」の野望(2)「国家てんぷくトリオ」と揶揄 (1/2ページ)

Asagei Biz

岸田政権を誕生させた「三悪人」の野望(2)「国家てんぷくトリオ」と揶揄
岸田政権を誕生させた「三悪人」の野望(2)「国家てんぷくトリオ」と揶揄

 小石河連合も手をこまねいて見ているわけではなかった。

「安倍氏や麻生氏を『古い自民党の象徴』と見立て、改革派をアピールしながら小泉氏と石破氏がグイグイと前に出て、若手・中堅議員の票の掘り起こしに尽力していた」(政治部記者)

 それでもアベノフォンで河野支持を表明した議員が高市支持に心変わりし、次々と切り崩されていくと、河野陣営の雲行きは怪しくなっていく。

「総裁選の中盤には、00年にかつてのゴシップ誌『噂の眞相』で森喜朗元総理(84)と高市早苗新政調会長(60)のあられもないイラストとともに、2人の関係が噂されたという記事が怪文書として出回ったんです。誰が〝犯人〟かはわかりませんが、高市氏を陥れようとした戦略としては幼稚すぎると一笑に付されていた」(自民党関係者)

 地味な嫌がらせをよそに、高市氏を決選投票に滑り込ませるため、安倍氏は「陰のプロデューサー」の役割を一段と強めていく。

「テレビ出演時はトップスとボトムスの色合いとバランスを考えたほうがいいとか、眉毛は真っすぐにメイクしたほうが印象的だとか、こと細かくアドバイスしていました。あまりに的確だったので、どうやら昭恵夫人(59)の助言をそのまま伝えていたようです」(政治部記者)

 一方、出馬会見で岸田氏に「総裁を除く党役員は1期1年、連続3期まで」と喧嘩を売られた二階俊博前幹事長(82)は、しばらく不気味な沈黙を続けていた。が、安倍・麻生連合に次ぐ3人目の「悪人」は静かに動き出すと、岸田氏以外の立候補者に対して出馬に必要な推薦人を送り出す。

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