9月の重要イベントとボラティリティにみる市場動向 (4/6ページ)

バリュープレス

しかし、9月23日のFOMC記者会見では、あくまで広大問題は中国自体の問題として、米国経済へ直接関係があるものではないとパウエル議長の発言があった。懸念材料だった問題に対して、好感の持てる発言だったことで主要の米国株価平均は、前週の下落幅を半分近く打ち消している。
一方で、短期トレンドを転換させる様な規模間ではなかったことで、結果的にボラティリティは一時的な低迷傾向となっている。為替の各通貨ペアや、ゴールドのボラティリティも考えると、1つの不安が拭われただけで、強気の新規買いがあった訳ではないと予想される。

デフォルトによる米国政府資金に対する不安材料
11月に決定されるテーパリングによる資産買い入れ額の現象とともに、米国市場初となる債務不履行(デフォルト)が米国市場の大きな不安材料だ。9月のボラティリティ変動は、日経平均株価と相対的に見て、米国の主要株価指数が低迷気味だった様に、根本的な不安材料が解決していない事が市場に影響している。9月22日の記者会見では、FRB(米国連邦準備理事会)のパウエル議長が、11月にもテーパリング実施時期を決めると発言した。テーパリングが行われれば、株式の買い入れ額が減少し、米国株価指数への影響も心配される。また、米国史上初の債務不履行(デフォルト)が仮に起きれば、政府資金が10月18日頃に枯渇する(イエレン米財務長官)と警告も発せられている。デフォルトに関しては、債務上限を撤廃する方法で解決しようという意見があるが、10月中旬からテーパリング決定の11月まで市場参加者の意見は分かれそうだ。

為替市場は全体的に小動き


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他のアセットクラスと比べて9月の為替は、小動きだった。

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