オンラインやITを活かした新たな試みとしてアバター葬儀が登場?! (2/2ページ)

心に残る家族葬




■アバターを用いた最新のオンライン葬儀

大分市で遠隔操作できるロボットを使用し、離れた場所から葬儀の参列を行う実証実験が行われたことを西日本新聞が報じている。上記のようにWEB会議システムを使いオンライン葬儀を行うケースを行う中で、ただ映像を見るだけではなく遠隔操作できるアバターを用いて本当に参列をしているように実感できることが出来る。

アバターの操作は、遠方の参列者自体が行うことになる。アバターを操作し、棺の前に進み出てお辞儀をし、焼香は式場にいるスタッフが代理でおこなうが、目線の操作を行えるので実際に行っているように感じることが出来る。また、マイクの前で画面を通し自分の声で挨拶をすることもできる。最後のお別れも、自ら柩に近づいて故人の顔を見ることができる。そして最後には出棺にも付き添うことができ、参列をしたのに近い感覚を得ることができる。見ているだけというより、しっかりと葬儀に参加をすることができるという点では、アバターが有効であると考える

■最後に…

非現実とされてきた葬儀とIT分野はコロナ流行により現実化が一気に進んでいる。上記のアバターを用いたお葬儀はまだ実現化はされておらず、お別れの挨拶等はスタッフが代読を行うのが現状であるが、実現に向けて動いている。近い将来、アバターを用いて日本だけでなく海外の葬儀にも、いつでもどこからでも参列できる日がくるのかもしれない。

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