素っ裸でも足袋だけは…江戸幕末の甲州博徒・竹居安五郎が説いた渡世人の心得を紹介 (1/3ページ)

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素っ裸でも足袋だけは…江戸幕末の甲州博徒・竹居安五郎が説いた渡世人の心得を紹介

時は江戸幕末、甲斐国(現:山梨県)を跳梁跋扈した甲州博徒の一人として名を馳せた竹居安五郎(たけい やすごろう。文化8・1811年生~文久2・1862年没)。

数々のライバルと渡り合って大暴れし、一度は伊豆新島(現:東京都新島村)へ島流しにされるも、不屈の精神でチャンスを窺い、黒船来航(嘉永6・1853年)の混乱に乗じて2年越しの華麗なカムバックを果たします。

跳梁跋扈する甲州博徒(イメージ)

しかし、その不死身ぶりに脅威を感じたのか、代官所はもちろんのこと、同業者たちからも寄ってたかって妨害を受けた結果、とうとう捕縛され、獄死してしまったのでした。

今回はそんな安五郎が渡世人として心がけていたことなどを紹介。斬った張ったの世界で命のやりとりをしていた彼は、一体どんなことを心がけていたのでしょうか。

一、鼾をかく者は失格!

皆さんは、寝ている時に鼾(いびき)をかきますか?ちなみに筆者はかきますが、それだと安五郎一家には入れてもらえなかったそうです(まぁ、入りたくもありませんが……)。

どれほど優秀であっても、鼾をかく者を仲間に入れない理由は、その音によって賭場に踏み込んで来た役人の忍び足が聞こえなくなってしまい、また逃亡中に聞きつけられてしまうからだとか。

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