知らないと損! 「年末調整」って結局何をしている? (3/3ページ)

マイナビウーマン

■「控除証明書」を大切に保管しておこう

会社で年末調整してもらえる控除も、確定申告を自分で行わなければいけない場合でも、申請のために「控除証明書」が必要になります。年末調整の時期になってから「証明書がない!」ということになると再発行の手続きが必要になり、会社の年末調整期限に間に合わず自分で確定申告を行う必要が出てくる場合も。書類は大切に保管しておきましょう。

■貯金するより控除を上手に利用した方がお得!

「控除があるとは言っても、保険料もiDeCoもお金を払っているんだから一緒なんじゃないの?」と思うかもしれませんが、給与としてもらっているお金は、控除が入らない限り所得税が課税されるお金ということになります。使わずに取っておくと所得税が上がるので、控除で浮く所得税分は、控除のために使っても損はないということになります。

特にiDeCoは払っておくと将来の自分の年金額が増える上に、年末調整で返ってくるお金も増えます。会社員として節税をするのなら、ぜひ考えておいても良いかもしれませんね。

令和のマネーハック36

年末調整で行っているのは「所得税の調整」。保険やiDeCo、ふるさと納税による控除はマイナビウーマン世代も身近なので、手続きが漏れていないか確認しよう。

(監修:水谷明日香/FPwoman、取材・文:ミクニシオリ、イラスト:itabamoe)

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