風呂や温泉が仏教を中心とした宗教行為や葬送儀礼などと縁深い理由 (2/2ページ)
湯灌においては、普段は頭から水を浴びるが、ご遺体に対しては水を流すのは逆さ水と呼ばれ、足元から胸元に向かって水をかける。逆から行う事により、普段の動作とは違うと改めて実感する事で、死を受け入れていくという考えから来ている。
■お風呂は極楽、極楽
お風呂というものは、きっと生人も故人も誰しも湯船に浸かった瞬間、「極楽、極楽」とついつい言うのだろう。
昔ながらの銭湯は、寺社建築のような外観が多く、実際宮大工が建てたもののようだ。湯屋には神様住むと言われていたようで、もしかすると、極楽浄土そのものかもしれない。確かに久しぶりの温泉は極楽であった。また機会を作り温泉に赴き、鬱々とした現代病を斎戒沐浴、湯治したいと思う。