遊郭で生まれた恐怖の風習!?「指切りげんまん」から読み解く人類文化の秘密 (2/4ページ)
遊女が客に本気を伝える「心中立て」で行われた「切指」その凄まじい方法とは?
嘘泣き、断髪、爪剥がし!?吉原遊郭の恒例、遊女とお客の駆け引きバトルは凄まじい
もちろん女は不具の身となるので、男は相応の責任と覚悟を負うことになります。他の遊女と遊ぶわけにはいかなくなるでしょうし、見受けも考えなければいけないでしょう。
遊郭という場所で結ばれる男女の関係は、一夜限りのかりそめのものです。だからこそ、そこで本物の愛を証明するには、ただの言葉以上のものが必要だったのでしょう。
「愛の証に小指を切断」はどこまで本当か?……という話を聞くと、あまりにも重すぎて、聞いているこちらも気が重くなりますね。しかしこれは一種の都市伝説の可能性が高いです。当時の絵や戯曲で「小指を切るのは愛の誓いの証」という“考え方”は登場するのですが、では本当にそういう行為が慣習として定着していたのかというと、それを示す証拠はありません。
むしろ当時の文芸作品に登場する「指切り」のお話は、おふざけ、冗談、演技ばかりです。

