阪神、ソフトB戦力外投手獲得に冷ややかな声 柳瀬と同じ末路を辿る? 二軍で好成績も期待薄のワケは (2/2ページ)

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このうち、スアレスは翌2020~2021年にかけ「113登板・4勝2敗8ホールド67セーブ・防御率1.65」といった数字を残し、2年連続で最多セーブを獲得するなど大化けを果たした。

 しかし、柳瀬は翌年「2登板・0勝0敗・防御率43.20」と全く結果を残せず同年オフに戦力外に。加治屋も今季「7登板・1勝2敗1ホールド・防御率7.94」とサッパリで、11月30日の契約更改では今季年俸2000万円(推定)から減額制限(元年俸が1億円以下の場合は25%)いっぱいとなる500万ダウンの1500万円(同)でサインしている。

 「今回阪神入りした左腕の渡邉は、サイドスローから最速143キロのストレートやスライダーを繰り出す投球スタイルの投手。左右の違いはありますが、直近3選手の中ではスリークォーターから最速148キロストレートや変化球を投げ込んでいた柳瀬と似通った投球スタイルです。その柳瀬がほとんど結果を残せずに1年でクビになっていることも、渡邉の獲得が疑問視されている一因となっているのではないでしょうか」(野球ライター)

 昨年9月に左ひじ靭帯の一部損傷という故障に見舞われ、PRP療法(自身から採取した血液の血小板を高濃度にしたものを患部に注入する治療法)を行ったことも知られている渡邉。阪神は計算の立つリリーフ左腕が岩崎優以外に見当たらないことなどから獲得を決めたものと思われるが、果たして渡邉は今後育成契約から支配下、一軍戦力までのし上がることはできるのだろうか。
 
文 / 柴田雅人

記事内の引用について
阪神タイガースの公式サイトより
https://hanshintigers.jp/

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