未来の歴史家が困惑しちゃう... スマホ&タブレットを巧みに操る「江戸時代の公家女性」が激写される (2/3ページ)

「化粧は江戸時代のメイク本『都風俗化粧伝』を参考にして、当時のお化粧に近い形で仕上げました。搔取(羽織っている着物)は実際に江戸時代に使われたものを使用しています。桜花と宇治橋と柴舟が刺繍で表されており、新古今和歌集に収載されている和歌をモチーフにしています」
とあらゆるところにこだわりが散りばめられているようだ。
レアな髪型のため撮影
髪の毛は、日本髪等を結う専門の職人である結髪師・shoukoさんに依頼したとのこと。
「今回の扮装は、各方面からの惜しみない協力によって実現したものです。現代とは異なる美意識を感じて頂けたらと思います」(ゆかりさん)
そんな装いでスマホとタブレットを駆使するユニークな写真を撮影するに至ったのは、なぜだろう。ゆかりさんに尋ねると、これは偶然の産物だったようだ。
今回の髪型はシルエットが葵の葉のように見えるため「葵髱(あおいづと) 下げ上げ」と呼ばれているもので、現在では限られた機会でしか見ることのできない非常にレアな髪型。資料の数も、あまり多くはないのだとか。
「そのため『資料がないなら作ればいいじゃない』という流れで数人の同好者協力のもと撮影をしました。