「意志が弱い」はまちがい 努力が続かない人の真の問題点 (1/3ページ)

新刊JP

『やりたいことだけやって人生を良くする わがままリスト』著者の山岸洋一さん
『やりたいことだけやって人生を良くする わがままリスト』著者の山岸洋一さん

夢や目標を持つことの大切さは嫌というほど教えられるが、実際に夢を叶えられる人はごく一握りということも、大人になるにつれてわかってくる。

では、なぜ私たちは夢や目標を実現できないのだろうか?
努力を継続できないからだろうか。それとも努力のやり方がまちがっているのだろうか。

その可能性もある。ただ「夢や目標が適切ではない」という可能性もある。『やりたいことだけやって人生を良くする わがままリスト』(山岸洋一著、イースト・プレス刊)はそんな可能性にも気づかせてくれる。

人はなぜ目標や夢の設定を誤るのか。そして適切な目標とは一体何なのかについて著者の山岸洋一さんにお話をうかがった。今回はその後編だ。

■「努力が続かない人」はどこに問題があるのか?

――「努力」についてはどうお考えですか。「夢に向かって努力しなさい」とよく言われますが、これは「人に何らかの努力をして生きさせる」ための装置として「夢」が使われているようにも見えます。

山岸:努力はするものではなくて、結果として「してしまっている」のが望ましいと思っています。人それぞれ、「これなら何時間でもやれる」ということが絶対あるはずです。他人から見たらそれは努力だけど、本人からしたら特に努力と思わずやっている。そういう分野を見つけることってすごく大事ですよね。

――努力を続けるには意志の力が必要だとされています。だからこそ三日坊主で終わりがちな人は自分を責めたり、自信がもてなかったりします。こういう人にアドバイスをするとしたらどんなことを伝えたいですか?

山岸:一つは、あなたが努力をしようとしたことの方向性は正しかったのか、という点です。先ほどのお話に戻りますが、適切に目標設定ができるのは一部の天才だけで、ほとんどの人はできません。適切でない目標に向かって努力をしようとしても、やはり辛くなってしまい、結果として続かない。これは意志力の問題ではなくて、目標がまちがっていたと考えるべきです。

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