生理の経血量、あなたは多い?「過多月経」を見過ごさず婦人科を受診してみて! (2/4ページ)
過多月経の原因は血液疾患かも

過多月経というと、子宮筋腫や子宮内膜症など婦人科系の病気を考えがちですが、婦人科系以外の病気が潜んでいる恐れもあります。
そのひとつが、血が止まりにくくなる「血液凝固異常症」で、女性特有の症状に過多月経があります。
血液凝固異常症には血友病や白血病などのほか、フォン・ヴィレブランド病という病気があり、過多月経の女性の13%がフォン・ヴィレブランド病だったという報告もあります。
フォン・ヴィレブランド病とは
フォン・ヴィレブランド病は、止血のために重要な役割を果たすフォン・ヴィレブランド因子がない、もしくは働きが弱いために血が止まりにくい病気です。
鼻血や過多月経など、普通に生活している人にも認められる症状が多いため、判断が難しいとされています。
2020年の時点で1,438人の患者がいますが、未診断患者は約1万人にのぼると考えられています。
過多月経セルフチェックシートで確認してみよう
「経血量が多いだけで、普通に生活できているし……」と思う人もいるかもしれません。
しかし、過多月経が続くと、本人が自覚できない鉄欠乏性貧血(以下、貧血)になる恐れがあります。急激な貧血は症状になって現れますが、徐々に進む貧血は症状に出にくく、自覚が難しいのです。
貧血になると、動機や息切れのほか、倦怠感や集中力の低下を招き、QOLが低下します。それだけでなく、心臓に負担がかかるため、心不全になるリスクも抱えてしまいます。