死者と話ができる霊媒師が数多く暮らすアメリカの交霊村「リリーデール」 (4/6ページ)

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リリーデールのスピリチュアリストビレッジ

 口寄せでは、霊媒師は聴衆の前に立って、短い祈りや瞑想の後で、死者の声を聞き始める。「メアリーとつながっています。マリーかしら? たぶんメアリーおばさん? メアリーの知り合いの方はいらっしゃいますか?」一瞬、静寂。

 それから、聴衆の中から、メアリーは祖母ですと言って手を上げる者が出てくる(誰も挙手しない場合は、霊媒師は霊が近くの誰かのところに来たと判断して、すぐに次のあの世の訪問者へと切り替える)。

 霊媒師は、回線状態の悪い電話で相手の言っていいることに耳をこらそうとするかのように、考え込んでから言う。

 「メアリーは、あなたのことをいつも見守っていること、すぐ隣を歩いていることを知ってもらいたがっています。訪ねてきてくれてありがとう、メアリー」メアリーが去ると、霊媒師はあの世とこの世をつなぐ司会者としての役目を続ける。

 新入り霊媒師が舞台に上がるとき、よく経験豊富な古株の霊媒師がその手際を観察し、評価する。こうした評価は、すべて記録に残される

 新参者の霊媒師は、ひと夏かふた夏、こうしたボランティア活動をして過ごす。

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1800年代に建てられたリリーデールの家 / image credit:Plazak / WIKI commons・リリーデールの霊媒師になるための試練
 労働者の日(9月の第一月曜日)が近づくと、そろそろリリーデールが静かになる時期だ。
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