慣れ親しんだ用語「鎖国」が教科書から消えそう!かわりの言葉「海禁」「限国」ってどういう意味? (3/3ページ)

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当時の権力者たちも、ちゃんと世界情勢のことは知っていました。

幕末期の日本が舞台のドラマで、よく、日本はずっと鎖国しているから庶民は外国についての知識が全くなかったかのような描写がなされることがあります。あれもだいぶ脚色が入っていると思われ、当時の庶民も、日本の外にも多くの国が存在していることは知っていました。

もちろん当時の庶民が、外国についての正しい知識を持っていたかどうかは別の話です。現代に比べればそういった情報は極端に少なかったでしょうし、現代の私たちを見れば明らかなように、情報が多いからと言って正しい知識を身に付けられるとも限らないのです。

そろそろ教科書からも消えるかも?

そんなこんなで、現在では「鎖国」という言葉はもう使わないで、別の言葉を採用しようという動きも出ています。

その一つに「海禁(かいきん)」というものがあります。これは中国が「明」「清」だった頃に、一般人の私的な海外渡航や海上貿易を禁止した政策の呼称で、当時の学者や江戸幕府の文書でも確認できる用語です。

また、国際交流は完全に閉ざしていないが限定されていたという意味で「限国」という言葉も提案されています。

「鎖国」という言葉が、教科書から消え去る日も近いのかも知れません。

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