巨匠・水木しげるが描いた”死後の世界”が塗り絵に『水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行』発売 (2/4ページ)
収録絵柄の一部
二十一日目に文殊菩薩、二十八日目に普賢菩薩、そして三十五日目には有名な閻魔大王の前で裁かれる。
王の横には浄玻璃の鏡があって、亡者をその前に立たせると生前の悪業がことごとく写し出される。しかし、この裁きの日に親族・縁者が追善供養をすると、その善根も鏡に写し出され、功徳の浅い深いによって、人間界や天上界に送られる。また生前に嘘をついた者は、閻魔が釘抜きで舌を抜く。
そして四十二日目に弥勒菩薩、四十九日目には薬師如来の裁きを受け、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の六道のいずれかの門を通過するのである。
阿弥陀の浄土に達すると、体は紫磨金色となり、首飾りや宝冠を身にまとう。楼閣内では鴨、雁、おしどりが群れ飛び、まるでにわか雨のように仏、菩薩がやってきて、空中で経を唱えたり、阿弥陀如来の説法を聞いている。
阿弥陀如来は宝蓮華の上に座し、宝池の中央に座り、そのまわりには無数の宝樹が並ぶ。
常に百千種の音楽が奏でられ、無数の香が充満し、光にみちて、灯もいらない。春夏秋冬もなく、寒くも暑くもなく、人は阿弥陀如来の法を聞く喜びにひたることができる。