大相撲・賭博の大甘処分、派閥争いが関係? 貴闘力氏が明かす裏事情「理事にならないようにしようとか…」真偽は (1/2ページ)

リアルライブ

画像はイメージです
画像はイメージです

 大相撲・芝田山部屋の師匠で、日本相撲協会広報部長を務める芝田山親方(元横綱・大乃国)。27日に伝えられた、違法賭博力士への処分に関する発言がネット上で物議を醸している。

 大麻解雇の元貴源治、賭博力士の処分に「法律犯しても解雇にならないw」貴乃花の味方が解雇になると指摘? 疑問の声も

 相撲協会は27日に開いた理事会の中で、埼玉県内の違法カジノ店に出入りしていたと昨年12月に発表していた幕内・英乃海、十両・紫雷(ともに木瀬部屋)を、それぞれ1場所出場停止、けん責処分とすることを決定。新型コロナ感染予防の協会ガイドラインを破り処分を受けた阿炎(3場所出場停止/2020年8月)、朝乃山(6場所出場停止/2021年6月)らと比較すると極めて軽い処分となった。

 ただ、理事会後に取材に応じた芝田山親方は「今回とは大きく違って、ガイドライン違反は万が一、違反者が感染して本場所に持ち込んでいたら、力士の生命を脅かしたかもしれないし、本場所が中止になったかもしれない。法律違反もダメだが、違法賭博は周囲への影響はないことも含めて、こういう処分になった。外出禁止期間に出て行ったわけでもない」と処分は妥当という旨を説明したという。

 英乃海らの処分については協会コンプライアンス委員会が、両名が違法賭博に及んだのは外出禁止期間ではない昨年7、8月の2度のみで金額も10万円未満だったこと、共に不起訴処分になる見通しであることなどから、24日までに英乃海を1場所出場停止、紫雷を処分なしとする答申をまとめたことが伝えられている。これを受け協会側は、コンプラ委員会が出した結論は正しいと考えたようだ。

 この芝田山親方の発言を受け、ネット上には「賭博場でコロナもらう可能性もあるのにその主張はおかしい」、「阿炎、朝乃山と違って法律を犯してるのにこんな処分にとどまるのは納得できない」と批判が相次いだ。

「大相撲・賭博の大甘処分、派閥争いが関係? 貴闘力氏が明かす裏事情「理事にならないようにしようとか…」真偽は」のページです。デイリーニュースオンラインは、スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る