夢のヤセ薬が誕生か?体重調節ホルモン「レプチン」の働きを阻害する酵素をブロックすることに成功 (2/4ページ)

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 アメリカ、ミシガン大学の研究者らは、レプチン抵抗性が起きるのは、「ヒストン脱アセチル化酵素6(HDAC6)」の働きが関係することを突き止めた。

 ならばこの酵素が機能しないようにすればいい。

そこで研究者らは、HDAC6阻害薬を見つけるべく、様々な実験を繰り返した結果、ある有機化合物がこの酵素をブロックすることを発見した。

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脂肪細胞 photo by iStock

・マウス実験で、脂肪だけを落とし健康に体重を落とすことに成功
 その効果を試すため、太ったマウスにHDAC6阻害薬を投与すると、数週間で体重が4分の1も減少したという。

 しかもただ痩せただけではない。キレイに痩せたのだ。食事制限によるダイエットの場合、体重は落ちても筋肉までが衰えがちだ。

 ところが今回の方法では、筋肉はそのままで、脂肪だけが落ちたのだ。体重が軽くなったのは、脂肪質量が50%も減ったことによるものだった。

 それだけでなく、マウスの代謝機能はより健康的になった。食事制限によるダイエットでありがちな、エネルギー消費量の低下はなかった。

 さらに肝臓と耐糖能(血糖値が高くなったとき、正常値に戻す力)も改善している。つまり糖尿病になりにくい体になったのだ。
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