横断歩道に突っ込んできた車から子供を守った警備員

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横断歩道に突っ込んできた車から子供を守った警備員
横断歩道に突っ込んできた車から子供を守った警備員

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 アメリカのメリーランド州で、ヒヤッとさせられる光景がカメラに捉えられた。

 横断歩道を渡ろうとする子供のために、女性交通警備員が車に向かって止まるよう手をあげて指示したにもかかわらず、1台の車が突っ込んできたのだ。

 警備員は咄嗟に子供をかばい、2人とも転倒したものの命に別状はなかった。

 一瞬の判断で、子供を車から回避させた警備員。少しタイミングがずれていたら子供はひかれていたかもしれない。



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Caught on Camera: Cecil County crossing guard hailed as hero for saving student from being hit by ca・横断歩道に突っ込んできた車から生徒を守った女性警備員
 メリーランド州セシル郡ノース・イースト警察所属のアネット・グッドイヤーさんは、14年にわたり、学校近くの横断歩道で警備員として子供たちの安全を守る任務に就いている。

 2月4日の午前7時半頃、いつものように横断歩道の真ん中に立ち、安全確認をしていたグッドイヤーさんは、1人の女子生徒がちょうど横断歩道を渡ろうとしたため、手をあげて向かってくる車に停止するよう指示を出した。

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image credit: youtube

 ところが、女子生徒が横断歩道を渡っているにもかかわらず、車は停止することなくそのまま横断歩道へ突っ込んだ。

 向かってくる車が止まらないことに気付いたグッドイヤーさんは、咄嗟に女子生徒の体を車から遠ざけようとしたが、代わりに自身が車と接触し、地面に倒れた。

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 すぐに起き上がれずにいたグッドイヤーさんの傍には、横断歩道の真ん中で急停止した車の運転手と事故を目撃した数人の通行人が近寄り、安否を確認した。

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・子供の安全を優先した警備員に称賛の声が集まる
 幸いにも、女子生徒にケガはなく、撥ねられたグッドイヤーさんもすぐに病院を退院することができた。

 その後、グッドイヤーさんは女子生徒のことが気がかりだったため学校へと戻ると、学校側は、女子生徒は事故の件でショックを受けて震えており、家族と一緒に帰宅したことを知らされた。

 そこでグッドイヤーさんは女子生徒の自宅を訪問。応対した女子生徒の父親も、顔をのぞかせた女子生徒も、グッドイヤーさんの無事な姿を見て涙を浮かべたという。  後のメディア取材で、グッドイヤーさんはこのように語っている。
14年というこれまでのキャリアで、このような出来事は一度も起こったことがありませんでした。

自分が、地面に倒れていることに気付いた時は、なんだか非現実的で奇妙に感じました。

あの瞬間、自分が撥ねられるかもしれないという思いは二の次で、とにかく生徒を守ることに全力を尽くしました。

私も子供を持つ親なので、毎日子供たち全員が安全であることを第一に行動しなければという思いで任務にあたっています。

私の姿を見て、涙目になった生徒と親の姿を見て、私にとってはなにより生徒が無事だったことに感謝しました。互いの無事を知り、その後はみんなで涙しました。
 事故のビデオを共有した同郡の行政官は、グッドイヤーさんが所属するノース・イースト警察とともに、彼女の英雄行為を称賛。近々、グッドイヤーさんを表彰する予定だと明かした。

 なお、停止の指示を無視した車の運転手は、期限切れの登録ナンバープレートで運転していたことが発覚。今回の過失運転含む4件の罪で、書類送検されたということだ。

written by Scarlet / edited by parumo


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