【鎌倉殿の13人】名演技が話題!康すおん演じる老将・佐々木秀義、実際はどんな生涯だったのか? (3/4ページ)
やがて乱世の機運が高まり、保元の乱(保元元・1156年)や平治の乱(平治元・1159年)では頼朝の父・源義朝(よしとも)に従軍するも、敗れ去ってしまいます。
故郷を追われた秀義一家は、奥州藤原氏を頼るため東国へ流れていく道中、相模国(現:神奈川県)の豪族・渋谷庄司重国(しぶや しょうじしげくに)と意気投合。
「まぁ、ゆっくりしていけよ」とのお言葉に甘え、ちょっとゆっくり20年。その間に重国の娘を妻に迎え、佐々木源五郎義清(げんごろうよしきよ)らの子供をもうけています。
ちなみにこの重国は平家方の人物ですが、そこに匿われている秀義の息子たちは伊豆国に流された頼朝に仕えていました。
20年もお世話になっておきながら、息子たちを謀叛人のお世話に派遣するこの度胸。ただ者ではありませんね。
そして時は流れて治承4年(1180年)、頼朝が平氏討伐の兵を挙げるとの噂を聞いた大庭景親(演:國村隼)から
「佐殿の謀叛計画、都にバレてるぞ。