【鎌倉殿の13人】土肥実平が魅せた「焼亡の舞」、ボロボロの頼朝公を励ました旧跡「謡坂」 (4/4ページ)

Japaaan


この付近の謡坂という地名はそれに由来するといわれます

※「謡坂」碑文より

謡坂の石碑。筆者撮影

以前、私用で真鶴へ立ち寄った時にここを通りがかりました。負け戦で疲労困憊しているのはみんな同じなのに、少しでも頼朝公や仲間たちを元気づけようと謡い舞った実平の心意気は、坂東武者の鑑と言えるでしょう。

ちなみにこの舞は「焼亡(じょうもう)の舞」と言いまして、自分の館が伊東祐親(演:浅野和之)に焼き討ちされているのを見下ろしながら「家など焼きたくばいくらでも焼け。その炎は主君を守護する光となろう」などと舞ったもの。

半ばヤケクソだったのかも知れませんが、もう何も失うものがなくなった実平たちは、それから大いに活躍したのでした。

※参考文献:

『NHK大河ドラマ・ガイド 鎌倉殿の13人 前編』NHK出版、2022年1月 『NHK2022年大河ドラマ 鎌倉殿の13人 完全読本』産経新聞出版、2022年1月 三田村信行『源平盛衰記 巻の二 源氏の逆襲』ポプラ社、2004年12月

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

「【鎌倉殿の13人】土肥実平が魅せた「焼亡の舞」、ボロボロの頼朝公を励ました旧跡「謡坂」」のページです。デイリーニュースオンラインは、田代信綱新開実重岡崎義実土肥遠平土肥実平カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る