なんと”のぞき”が恋愛のきっかけ!?平安時代の出逢いの定番「垣間見」とは? (1/2ページ)
「だれかが窓から自分の家のなかをのぞき込んでいる」こんなことがあれば現代ではもう警察に通報するレベルの非常事態ですが、こういった行為が恋愛におけるれっきとした男女の出会いのきっかけだった時代があったのを、みなさんは知っていましたか?
それは、古文の授業でも習った記憶があるかもしれませんが、平安時代です。では、いったい平安の人々はどのように「垣間見(かいまみ)」(=のぞきみ)をきっかけに恋愛していたのでしょうか?
今回の記事では、そんな「垣間見」について詳しくご紹介したいと思います。
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というのも、平安時代、12歳から14歳のあいだに男女とも成人を迎えます。このことを男性は初冠(ういこうぶり)、女性は裳着(もぎ)といいます。
恋愛において、成人を迎えるということは、気軽に顔をあわせる機会がなくなる、ということでした。