【鎌倉殿の13人】殺しても構わぬ…石橋山で討たれた息子の仇の身柄を預かった岡崎義実の決断 (2/4ページ)

Japaaan

好きにして(何なら殺しても)構わぬ」

頼朝公の命を受けた義実は、処断が下されるまでの間、新六の身柄をしばし預かることとなったのでした。

与一を討った新六との対面

「……そなたが新六か」

「ははあ」

義実の面前に引き出された新六は、神妙な面持ちで対峙しました。

「与一が最期は、いかがであったか」

……石橋山の戦いでは圧倒的劣勢にも怯むことなく決死の奮戦。平家方の猛将・俣野平五郎景久(またの へいごろうかげひさ。大庭景親の弟)に一騎討ちを挑みます。

組討つ真田与一能久(佐奈田義忠。中央)と俣野五郎景久(右)、その背後から義忠を狙う長尾定景。歌川国芳筆

闇夜の中で与一と景久が組んず解れつしていたところ、新六の兄である長尾新五為宗(しんごためむね)が与一を羽交い締めにし、新六が首を刎ねたのでした。

「与一殿が戦さぶり、まこと立派にございました」

「左様か……もうよい。沙汰を待て」

「ははあ」

さて、どうしたものでしょうか。

与一のためにこそ、新六を赦す

しばらく考えた義実でしたが、新六の処刑を思いとどまる事にしました。

岡崎へ来てから毎日々々、神妙に法華経を唱える新六の姿を見て、心打たれるものを感じたのです。

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