近畿大学がチョウザメのメス化に成功。大豆イソフラボンの飼料で安全で効率的なキャビア生産が可能に (1/3ページ)

カラパイア

近畿大学がチョウザメのメス化に成功。大豆イソフラボンの飼料で安全で効率的なキャビア生産が可能に
近畿大学がチョウザメのメス化に成功。大豆イソフラボンの飼料で安全で効率的なキャビア生産が可能に

[画像を見る]

 ユーラシア大陸に生息するチョウザメ(コチョウザメ)の卵は、高級食材のキャビアとなる。卵はメスが産卵する為、メスが増えればキャビアも増える。

 近畿大学水産研究所の研究チームは、安全で効率的なキャビアの生産を目指し、人工孵化させたコチョウザメに、大豆イソフラボンを含んだ飼料を一定量経口投与したところ、全てのオスをメス化させ、卵巣を持たせることに成功したそうだ。

 大豆イソフラボンの一種、「ゲニステイン」は、女性ホルモンと呼ばれる「エストロゲン」と類似した働きをすることで知られている。

・貴重なおいしいキャビアを持つコチョウザメ
 コチョウザメ(Acipenser ruthenus)は、東ヨーロッパからロシアに広く分布する小型のチョウザメ。

 チョウザメ科の中では最も早く成熟し、メスの体重が1kgに達する3歳頃にはキャビアとなる卵を持つようになる。小粒ながらそのキャビアは「スターレット」と呼ばれるたいへん希少な品種として珍重されている。

 乱獲や汚染により自然下での個体数が減っており絶滅危急種に指定され、保護プロジェクトが行われている最中だ。
「近畿大学がチョウザメのメス化に成功。大豆イソフラボンの飼料で安全で効率的なキャビア生産が可能に」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る