口から出てるアレ、結局何やねん!トーハクで特別展「空也上人と六波羅蜜寺」開催中 (2/2ページ)
空也上人が広めた浄土教
そんな中で、空也上人が広めた浄土教とは「南無阿弥陀仏」と唱えるだけで極楽往生できるという分かりやすいものでした。
空也上人は938年に上洛し、特別な修行や知識が必要ない浄土教を身分問わず誰にでも優しく教え、多くの民の心を救ったので「市聖(いちのひじり)」と呼ばれ多くの人に親しまれるようになりました。
六波羅蜜寺の空也上人立像
そんな空也上人のすがたを残した彫像はいくつもありますが、最も有名なのが運慶の四男康勝の作の「木造空也上人立像」。これは空也上人の没地である六波羅蜜寺が所蔵しており、国の重要文化財に指定されています。
像の口から何かが出ているために、歴史の授業で誰しもが一度はザワついた経験のあるあの像ですね。
空也上人立像の口からは何が出ている?空也上人立像の口から出ている気になるアレの正体は、実は6体の仏様。浄土教の教えに従って唱えた「南無阿弥陀仏」の言葉一字一字が仏に変容する奇跡を表現したものなのだそうです。
教科書だと小さすぎて見えなかった6人の仏様の御姿を、東京で間近に見ることができるのは今だけ!これは絶対に見逃せませんね。
特別展「空也上人と六波羅蜜寺」開催概要 会期:2022年3月1日(火)~5月8日(日) 東京国立博物館 本館特別5室 会場:〒110−8712 東京都台東区上野公園13−9 東京国立博物館ウェブサイト 開催時間:午前9時30分~午後5時 休館日:月曜日、3月22日(火) ※ただし3月21日(月・祝)、3月28日(月)、5月2日(月)は開館 特別展「空也上人と六波羅蜜寺」日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan