地域の豊かな未来のために「デザイン」は大きな力になる。 地域とデザインの関係を考えるきっかけづくり。出版記念トークイベント開催。 (1/4ページ)

バリュープレス

株式会社RWのプレスリリース画像
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「地場産業を未来につなげ、豊かな文化を残す」を掲げる株式会社RW(本社:愛知県名古屋市)代表取締役:稲波 伸行は、書籍「おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる 地域×デザインの実践(出版社 ‏ : ‎ 学芸出版社)」に自身の活動を執筆。 2022年3月20日(日)に発刊されます。つきましては、6月19日(日)に出版記念トークイベントを行います。「地域に豊かな文化を残すために必要なデザイン」が広がっていくよう、当社の知見などを共有し、議論を深める場を目指します。

■背景:日本の文化が急速に減っている

伝統産業従事者は、1979年の28.8万人から2018年には6.2万人に減少しています*1。一貫して減少傾向は続いています。伝統産業の減少と同じくして、地域に息づくさまざまな営みや文化も担い手不足や時代の変化の対応がうまく出来ず失われるスピードは上がっていると仕事をするなかでも感じています。
ちょっとした工夫ができれば残せたものが残らずに失われる。こういった現実、未来を変える必要があり、そこにデザインの力が貢献できると考えています。
*1一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会 「現在の伝産業界の情勢」より

■目指すこと:地域の顔をしたデザイン会社が、豊かな未来を紡ぐ

デザイナーが希少だった昔は、都会のデザイナーが縁のない地方に赴き、縦横無尽に暴れ回り、売れない商品の山を築いて無責任に去っていった時代があります。そういった経緯もあり、地域では「デザイン」の力が誤解され、毛嫌いされる流れが生まれてしまいました。しかしデザインは「地域」が豊かに残っていくために必要なものだと確信しています。当社は「地域の豊かさが残る」デザインの在り方に向き合い続けてきました。
縁のない誰かが関わるのではなく、同じ運命を共にする仲間として、愛あるサポートをしていくこと。時には厳しく、時には優しく、地域の事業者に寄り添い、それぞれが当事者となり、未来の町の姿を描いていく。そういうデザイン会社が地域に生まれていくことが、地域の豊かな未来につながると考えています。こういった想いで今回の書籍の執筆に至りました。

「地域の豊かな未来のために「デザイン」は大きな力になる。 地域とデザインの関係を考えるきっかけづくり。出版記念トークイベント開催。」のページです。デイリーニュースオンラインは、伝統産業無料イベント三重県伝統文化地域ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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