便移植で双極性障害の症状の改善に成功。世界初 (3/5ページ)
こうした便移植は、「クロストリジウム・ディフィシル感染症」のような命にかかわる腸の病気を治療するために行われている。
また「過敏性腸症候群」「潰瘍性大腸炎」「HIV」「肝炎」などでも治験が行われており、それぞれに有望な結果が得られている。
使用される便はきちんと検査されており、副作用は稀だ。あったとしても大抵の場合は、内視鏡を使うための全身麻酔など便の投与法に起因する。
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・なぜ便移植は精神疾患にも効果があるのか?
腸内細菌叢の異常は、双極性障害・うつ病・統合失調症に関連していると言われている。
たとえば、うつ病患者の便をラットに移植すると、ラットもまたうつ病らしき症状を示すようになるのだ。