金魚ホラーサスペンス。巨大な個体を含む2万匹以上の金魚がカナダの池で発見される (3/4ページ)

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 たとえば昨年夏、2つの調節池で捕獲した金魚で、水温に対する強さが実験された。水温を少しずつ上げて、金魚がきちんとした姿勢を維持できなくなるポイントを探るのだ。それが耐えられる水温の限界となる。

 今年、調節池24ヶ所の金魚と、五大湖に生息する野生の金魚で同じことが行われる。また、いずれは温度耐性に関連する遺伝子の特定も試みられる。

 野生種と調節池の個体とでこの遺伝子に違いがあれば、温度に適応している証拠となる。

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・調節池の環境的特性調査
 このプロジェクトでは、調節池の環境的特徴を把握することも目的の1つだ。

 ほとんどの場合、池の深さは1.8メートル未満で、そのために比較的暖かい。また道路に撒かれる凍結防止用の塩や農地から肥料が流れ込んでくるために、塩分濃度や栄養価が高い傾向にある。

 こうした環境は水に含まれる酸素を低下させる。さらに環境DNAを利用して、調節池に生息する動物の特定も試みられている。

 もし金魚の存在が明らかになれば、それらが周辺の水路に進出しないよう対策を打たなければならない。・将来的な予防に備えて
 将来的には予防も大切になる。たとえば魚の放流禁止を呼びかける看板を設置し、どうしてものときはペットショップなどに返却するよう周知するのだ。

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 さらに金魚のような外来種が自然環境に広まらないよう、洪水調節池の設計も見直す必要がある。

 池と周辺水路との間に柵を設けたり、調節池に金魚を捕食する在来種のバスを放流したりするのも有効だろう。
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