東日本大震災から11年、再びM7.4の恐怖が襲った!次に起こる大地震は?もう一度見直すべき「巨大地震の可能性」 (2/2ページ)

日刊大衆

三つが連動すれば、宝永地震(1707年、M8.6~9クラス)のように、富士山の噴火が引き起こされることも考えられます」

 また、北海道地方でも、M8以上の巨大地震の予測が。十勝・根室沖を中心とする、千歳海溝では発生の確率は3~40%。中でも根室沖はM8程度が、80%の高確率で予想されている。

「また、東北地方では北は青森、南は福島まで、それぞれの沖合で危険度の高い地震が予想されています」(前出のライター)

 予想では太平洋沖が多いが、日本海側も危険が潜む。

「1983年5月の日本海中部地震(M7.7)で日本海東縁というプレートの存在が判明しました。このプレートの秋田県沖から佐渡島北方沖は、近年地震が起きていないので、近く起きる可能性が否定できません。起きれば、周辺の新潟市などが、大きな津波被害を受けることが予想されます」(前出の島村氏)

 そして何より脅威なのが、首都を襲う直下型地震だ。

「関東にかかる海溝型の相模トラフ地震の発生確率は3~26%ですが、首都直下型の場合、海溝型とは別に活断層によって引き起こされる地震も原因となります」(全国紙科学部記者)

 その発生確率も高く、「過去に発生したM7前後の大地震の周期をもとに、政府は、最大震度7、M8~9の地震が今後30年間で70%の確率で起こると予測しています」(前同)

■自分が住んでいる場所が危険かどうか、すぐにチェックを

 被害推定も甚大で、経済被害は95兆円と算出されている。島村氏も、首都圏を襲う巨大地震について、このように予測する。

「M7クラスでも、人口密集地の首都圏直下で起きると、甚大な被害がありえます。大きな被害をもたらした1995年の阪神・淡路大震災もそうでした。首都圏では、相模トラフの海溝型と、活断層型の二つに注意する必要があるんです」

 地震はいつ発生するか分からないが、自分が住んでいる場所が、被災時に危険かどうかはすぐにでもチェックしていただきたい。

「海岸や大きな川に近い立地、崖地の下は増水や土砂など危険が多い。さらに古い木造住宅、中でも瓦を使った屋根を持つ場合も要注意です。地震の揺れから来る慣性の力で、瓦はそこに留まり続けようとし、棟がその力に耐えきれず、倒壊の危険があります」(島村氏)

 最後に島村氏は、こうも警告する。「日本列島近くの太平洋プレートは8.5センチ、フィリピン海プレートは4.5センチ、1年間に動いており、年々巨大な地震が起きる確率が高まっていることだけは確かです。地震の巣である我が国では今、どこで起きてもおかしくないのです」

 これを機に、地震対策を真剣に考えたい。現在発売中の『週刊大衆』4月11日号では巨大地震で死なないための「備えと心得10か条」を紹介している。

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