「小指には運命の赤い糸…」の伝承の起源は中国の摩訶不思議な恋物語にあった? (2/3ページ)
しかし、その女性の額には傷がついていおり、彼女が自分が14年前に傷つけてしまった幼女であると気付き「神が決めた定めに逆らうことはできない」と思い、過去の自分の過ちを正直に打ち明けました。
それを聞いた女性はすべてを許し、男と同じように運命の不思議さに感嘆します。
それからは男は女性を大切にし、二人は幸せになったという話です。
「足首に紐」が日本で「小指に糸」へこのように、「運命の赤い糸」の起源が中国にあることを考えると、糸の色が「赤」である理由も見えてきますね。
中国では、赤は財運や吉祥を象徴する色といわれていて、結婚や開店などのお祝い事では壁や柱を赤で飾りつけることが多いのです。
またそれ以外にも、赤色は「血縁」を意味し、血が繋がっていない二人が家族になることで血縁者のように強く結びつくことを意味しているとも言われています。
ちなみに、先のエピソードでは、神様が「赤い縄」を結んでいく場所は「足首」となっていました。なんだか、今の時代の感覚で見ると奴隷のようですが、たぶん「束縛」というイメージもあるのかも知れません。
