「小指には運命の赤い糸…」の伝承の起源は中国の摩訶不思議な恋物語にあった? (3/3ページ)
これについて「足首」から「手の小指」に変化したのは、日本でのことだと言われています。
日本には、もともと身体の一部に呪術的な意味合いを込める文化があります(どの国にもあります)。例えば髪の毛や爪などがそうですし、「指」ももちろんそうです。
そして、「小指」については、江戸時代の遊廓で発生したという「ゆびきりげんまん」という風習がありました。
これは遊女たちが、贔屓の客に対して愛を誓うために、自らの小指の第一関節を切って渡す儀式のことをいいます。もっともこれは都市伝説に近い話で、本当にそのような形で「指切り」をした実例というのはないのですが。
怖すぎる…。じゃんけん「ゆびきりげんまん」の“ゆびきり”は江戸時代の遊女の誓いに由来する? 遊郭で生まれた恐怖の風習!?「指切りげんまん」から読み解く人類文化の秘密また、西洋から伝わってきた、「愛を誓った婚約指輪を薬指にはめる」文化の影響も大きいでしょう。指でもって愛する人とつながる、というロマンティックなイメージと連結して、「赤い糸が小指に結ばれる」となったのでしょう。
なお、赤い「縄」のままでは指と指を結びつけるイメージが難しいので、だんだんと細く長い「赤い糸」へと変化していったものと考えられます。
「小指の赤い糸」の伝説には、こんな由来があったんですね。
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