人間の肺の中から、新たな細胞が発見される (4/4ページ)

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世界保健機関によれば、世界では毎年300万人以上がCOPDで亡くなっているという。

 理論上、肺胞を修復するRAS細胞は、COPDを予防してくれるはずだ。だがタバコの場合、RAS細胞すらも破壊してしまい、COPDのような病気につながるのだろうと考えられる。

 COPDの治療としては、抗炎症薬が処方されたり、酸素療法が行われることが多い。ただし、これは一時凌ぎでしかなく、肺の損傷を治せるわけではない。だがもしもRAS細胞をうまく利用できるようになれば、COPDを完全に治せるかもしれない。

 「RAS細胞がCOPDの治療につながるかどうか、まだわかりません」とモリッシー教授は話す。

 「ですが、COPDはまだほとんど解明されていない病気です。どんな新しい知見であっても、より良い治療につながる新しいアプローチを考案するヒントになるでしょう」とのことだ。

 この研究は、3月30日に『Nature』誌(3月30日付)に公開された。

References:New part of the body found hiding in the lungs | Live Science / written by hiroching / edited by / parumo


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