人間の肺の中から、新たな細胞が発見される (1/4ページ)
[画像を見る]
「ヒトゲノム」の完全解読に成功という発表があったばかりだが、まだまだ人体には不思議と謎が隠されているようだ。
繊細な通路が枝分かれする人間の肺で、これまで知られていなかった細胞が見つかった。
その細胞は、肺の機能を維持するうえで大切な役割をはたしており、喫煙関連疾患の治療にも役立つ可能性があるそうだ。
・健康な人間の肺の中から発見された新たな細胞
新たに発見された細胞は「呼吸器気道分泌細胞(RAS細胞/respiratory airway secretory cell)」と呼ばれるもので、気管支で見つかった。
気管支は、気管が左右の肺に枝分かれしたもので、肺の中ではさらに分岐が進み、その先端には「肺胞」があり、ここで血中の二酸化炭素と酸素が交換される。
RAS細胞はどんな細胞にも変化できる「幹細胞」に似ており、新しい細胞に変化しては損傷した肺胞細胞を修復してくれる。