平安時代の人命、軽すぎ…重大事故の犠牲者を、貴族たちはどう見ていたのか? (4/4ページ)

Japaaan

終わりに

人の命に貴賤なし(イメージ)

現代でも重大事故や不祥事について「なかったこと」にしようとする手合いは絶えないものの、人間の貴賤によって扱いが違った時代では、それがより顕著だったことがうかがえます。

今回紹介した以外にも、記録に残らぬ無数の人々が顧みられることなく世を去ったことでしょう。

思想や価値観は国や地域による違いを尊重するものの、人命の尊さだけは普遍の価値として共有したいものです。

※参考文献:

倉本一宏『平安京の下級官人』講談社現代新書、2022年1月

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