1000年以上前のトレパネーション(穿頭術)用外科手術道具がペルーの遺跡で発見される (2/5ページ)
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ペルー、ランバイエケで発見された外科医の精巧な墓 / image credit:ANDINA・穿頭術用の古代外科手術道具
もっとも興味深いのは、キリ、針、ナイフのセットで、片側が鋭い刃、もう片側が切ることのできない峰になっているものもあり、大きさもさまざま、木の取っ手がついているものもありましたシカン国立博物館長のカルロス・エレラ氏はこう語る。
墓から出土したナイフ類は全部で50ほどで、片刃のものもあった。ほとんどは、高純度のヒ素を含む青銅合金でできていて、木の取っ手がついているものもある。
半月型の刃をもつ儀式用のナイフ「トゥミ」も見つかっている。トゥミのそばには、外科手術用の道具にちなんだシンボルがついた金属製の「プランシェット」(ウィジャ盤のようなもの)があった。
プランシェットのそばには、大人と子供の前頭骨がふたつ見つかっていて、骨には穿孔術を使って意図的に穴があけられた跡があった。
エレラ氏によると、見つかったこれらの道具は、穿頭術(トレパネーション)に使われたものと思われ、埋葬されているこの外科医が、頭蓋穿孔の専門家であることを示しているという。