海に流されたライフガードを命がけで救った男性

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海に流されたライフガードを命がけで救った男性
海に流されたライフガードを命がけで救った男性

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 ライフガードはプールや海で楽しむ人々の安全を監視し、溺れそうになった人を救助する緊急対処員だが、ブラジルのリオデジャネイロでライフガードが海に溺れてしまうという事態が発生した。

 ボディーボードコンテストの最中、海に入って仕事をしていたライフガードの男性が、荒波に飲まれたのだ。

 それを見たコンテストの参加者男性は、ボディーボードを持って海へ飛び込んだ。彼の必死の救助のおかげで、幸いにもライフガードの命は救われた。



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Atleta resgata salva-vidas levado por onda no RJ・ボディーボードコンテスト中にライフガードが溺れる
 4月15日、ブラジルのリオデジャネイロにあるサンコンハードビーチで毎年恒例のボディーボードコンテスト「ブラジリアン・ボディーボーディング・サーキット」が開催されていた。

 リオデジャネイロの消防署員であるデメトリオス・ドス・サントスさん(38歳)は、競技中に沖に流された参加者の救助作業をするライフガードとして海に入っていた。

 サントスさんが、競技中に沖に流された男性の救助作業を終えた直後、巨大な荒波が直撃し、サントスさん自身が海に飲まれた。

 ビーチは、大勢の参加者と観客で賑わっていたが、これにより現場の雰囲気は一変。

 消防隊のヘリコプターがサントスさんを救助しようと試みたが、波が荒すぎてうまく行かない。周りの人々はなす術もなく、溺れそうになっているサントスさんを心配しながら見守っていた。・コンテスト参加者、ボディーボードを持って命がけの救助
 その時、コンテストの参加者レナン・ソウザさん(30歳)は、決死の覚悟で自らボディーボードを持ち、ゴツゴツした急な岩場へと向かっていった。

 動画には、男性に手を支えられて岩場を降りようとするレナンさんの姿が捉えられている。  サントスさんは、この時も自力で岩場にあがろうとしていたが、急斜面の大きな岩は滑りやすく、やってきた大波で、再び海に飲まれてしまった。

 それを見たレナンさんは、リスクを承知でボディーボードに乗って海の中へ飛び込んだ。そして何とかサントスさんの体を捕らえた。

 レナンさんはボディボードを漕ぎながらサントスさんを連れて波の穏やかな水の深い場所へと移動していった。

 その後、2人は無事に消防署のヘリにて海から引き揚げられ、サントスさんは病院へと搬送された。  この様子を見守っていた人々からは、レナンさんの勇気ある行為を称賛する歓声が上がり、拍手が沸き起こった。

 また、救出劇の動画がソーシャルメディアでシェアされると拡散し、レナンさんを「ヒーロー」と呼ぶ多くの声が寄せられた。

 後のメディア取材で、レナンさんは「このままでは、彼は死んでしまうと思った。何としてでも彼を助けなければと思い、2度考えることをせず海に飛び込んだ」と当時の心境を明かしている。

 レナンさんは良くこの海に来ており、サントスさんとは顔見知りで話をしたこともあるという。命が助かったことを本当にうれしがっていた。

 幸いにも、サントスさんは岩による打撲傷を負っただけで命に別状はなく、運ばれた病院にて治療を受けたという。・海難事故を目撃しても無謀な行動はやめよう
 今回はたまたまうまくいった例だ。下手をしたら2人とも命が奪われていた可能性もある。

 いてもたってもいられなくなり、命がけで海に飛び込んだレナンさんの勇気は称えるべきものだが、海は時として制御不能の魔物と化す。

 こういった事故で奇跡的に助かる場合と、助からない場合があるが、その明暗を分けるものの正体は人知を超えた何かである。運と呼ばれるやつかもしれない。

 だが、針の糸を通すような確率の運に期待するよりは、自ら危険のある場所に行かないこと、リスクを最小限にしたうえでの対策を考えることが望ましいのかもしれない。

written by Scarlet / edited by parumo


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