宇宙に複数の世界線が存在するのなら、タイムトラベルは可能 (5/7ページ)
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・複数の世界線があれば矛盾が解消されタイムトラベルが可能に
しかし過去を変えられないのであれば、過去に戻ることに何の意味があるだろうか? こう問うブロック大学のバラク・シューシャニーらは、ノヴィコフの首尾一貫の原則では解消できないパラドックスがあると指摘する。
パラドックスがたった1つ残っただけでも、タイムトラベルは理論的に不可能だ。話は振り出しに戻ったことになる。
ではやはりタイムトラベルは不可能なのか?
いいや、だから彼らは複数の歴史、すなわち複数の世界線(パラレルワールド)があるならば、首尾一貫の原則では消えないパラドックスを乗り越えられると論じている。
それどころか、タイムトラベルにまつわるあらゆるパラドックスを解消できるのだという。
考え方はシンプルだ。あなたがタイムマシンを降りると、別の世界線に移る。あなたはその世界線でなんでも好きなことをできる。
タイムマシンを破壊してもいい。だが、たとえタイムマシンを破壊したとしても、あなたがやってきた元の世界線が変わることはない。よって矛盾は生じない。
もしこれが正しければ、タイムトラベルは可能ということなる。