戦国時代に「味噌」が重宝されたのは何故?その起源と歴史を辿る (2/4ページ)
中国から「すり鉢」が入ってきて、これで粒味噌をすりつぶしたところ水に溶けやすくなったことから、「味噌汁」が誕生したのです。
味噌汁の普及によって、一汁一菜という鎌倉時代の武士の食生活が確立されました。
味噌は「食糧」で「栄養源」さて室町時代には大豆の生産量が増え、農民たちも自家製味噌を作るようになりました。こうして、味噌は保存食として庶民の間にも浸透していきます。今に伝わっている味噌料理のほとんどが室町時代に作られたとされています。
戦国時代になると、味噌は武士たちの食糧として重宝されました。
武士は米と味噌を兵糧として携帯します。味噌は単なる調味料というだけではなく、重要なたんぱく源として考えられていたのです。
例えば、伊達政宗は「塩噌蔵」と呼ばれる日本で初めての味噌工場を建設しています。また、武田信玄は遠征などに備えて味噌づくりを推奨していました。戦国武将の出身地に味噌どころが多いのはこういったことが理由になっているんですね。
