縄文人もツイッターユーザーも、同じ顔でニコニコ? おくるみに包まれた「赤ちゃん土偶」がとろける可愛さ (3/4ページ)
これは想像でしかありませんが、もしかしたら縄文時代晩期の赤ちゃんのおくるみは、編巾だったかもしれませんね」(三戸町教育委員会・野田尚志さん)
縄文時代の赤ちゃんの死亡率はかなり高かったことが想像される。赤ちゃん土偶は、我が子の成長を祈るためか、あるいは亡くした子を悼んで作られたものか、どちらかではないかという考えもあるようだ。
「子を思う母の気持ちはきっと現代人と変わりない」そんな赤ちゃん土偶を展示する予定なのが、2022年7月9日~8月21日に中津市歴史博物館で開催される「枌洞穴と縄文の人生」展。
同館の高崎章子館長によると、市内にある枌洞穴(へぎどうけつ)という遺跡について、わかっていることを紹介しようという企画展らしい。過去の調査で枌洞穴からは縄文人骨が68体確認されている。
「(枌洞穴は)素晴らしい発見だったのですが、何分にも50数年前の調査で、詳細はよくわかっていません。枌洞穴からはお母さんが赤ちゃんを抱いたままの人骨が出土しています。縄文時代というと遠い存在に思うかもしれませんが、子を思う母の気持ちはきっと現代人と変わりないと思います。