二振りが後世にまで伝わった「静御前」の薙刀、どっちが本物?前田利常の答えがコチラ (3/5ページ)

Japaaan

歌川豊国「堀川夜討の図」より、静御前。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、静御前の戦う姿は見られるのでしょうか……さて、そんな静御前の得物(えもの。得意とする武器)であった薙刀は後世にまで伝わったとか。

今回は戦国時代末期から江戸時代初期に活躍した大名・前田利常(まえだ としつね)のエピソードを紹介、数百年の歳月を越えて、静御前の薙刀がどんな騒ぎを起こしたのでしょうか。

どっちかじゃなきゃダメ?利常の答えがコチラ

今は昔し、前田家には静御前の所用と伝わる薙刀が一振りあったと言います。

「うーん。いつ見ても、実に素晴らしい業物……」

そんなある日のこと、徳川将軍家にも静御前のものと言われた薙刀があるとの噂が流れてきました。

「両家のいずれが本物であるか」

将軍家から前田家に対して沙汰(諮問)がありましたが、そんなもの「ハイ、ウチのが本物で、そっちは偽物です」なんて言えるはずがありません。

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