今、空前の「盆栽」ブーム!熱烈愛好家・プロレスラー藤原喜明が明かす「コツと買い方、準備」 (2/2ページ)
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趣味
「俺も、週に何回かは家の近くの盆栽センターに行くよ。若い頃から盆栽をやっているけど、気に入った盆栽を見るとドキッとする。一目惚れした女の子に出会ったような感覚だな(笑)」
盆栽には樹木の各部に名称があり、樹種によって理想的な樹形が定められている。
「一応、目指すべき姿というのはあるけど、俺は、あまり気にしなくていいと思う。盆栽園に行ってみて、これだと思う盆栽があったら、それが自分にとって一番いい木だよ」(前同)
盆栽園に行くと、さまざまな樹種が並んでいる。初心者には何がオススメか。
「まず丈夫で、病気などに強い樹種。松なら黒松ですね。また、モミジやカエデも丈夫なのでオススメです。実がなる盆栽が好みなら、ベニシタンやピラカンサは、誰でも簡単に結実させることができるでしょう」(前出の盆栽園園主)
樹種選びと同様、いくらで買うかも重要だ。盆栽園には数千円〜数十万円までの盆栽があるが、初心者には、いくらぐらいの盆栽がオススメなのだろうか。
「俺もそうだったけど、最初は枯らしてしまうことがあるから、数千円〜1万円前後の盆栽を買うのがいいんじゃないかな。仮に枯らしてしまっても惜しくないだろう?」(前出の藤原氏)
盆栽は買ってきて終わりというわけにはいかない。剪定や針金かけなどで手入れをして、自分の好みの樹形に作っていくことに醍醐味がある。
そのためには専門の道具が必要になるが、自宅にあるものを活用してもいい。
「枝を切った跡を削ったりするのに専用の小刀も売っているけど、俺はカッターナイフで代用している。薄刃で刃の交換もできるし、とても便利だよ。ハサミと針金切りくらいは最初に用意したほうがいいけど、俺はあるものを上手に使って楽しむようにしているよ」(前同)
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