「鎌倉殿の13人」大天狗に取り込まれ死神にそそのかされた義経…第19回「果たせぬ凱旋」振り返り (5/7ページ)
「叔父上にそそのかされて……」という劇中のストーリーはそれでよしとしても、実際の義経は本気で頼朝を討つつもりで宣旨を求めたはずです。
喧嘩を売るだけ売っておいて、いざ不利となったら弱気になってしまうなんて、義経らしくありません。行家の入れ知恵はあったにせよ、自分の覚悟と責任において堂々と頼朝に宣戦布告してこそ英雄・義経の真骨頂と考えます。
ここ一番で頼りになる「舅殿」北条時政(演:坂東彌十郎)義経が逃亡した後、初の京都守護として御所へ上がった北条時政。
最初は「やだよ」「おっかねぇよ」なんて駄々をこねて、りく(演:宮沢りえ。牧の方)からお尻を叩かれていましたが、いざ本番では胆力を発揮して義時と父子の連係プレーを成功させます。
こういう辺りは、第1回「大いなる小競り合い」で逃亡中の頼朝をかくまい、強大な伊東祐親(演:浅野和之)に向かい合った時から変わらず魅力的ですね。
また逃亡生活に疲れ、和解に絶望した義経にかけた言葉がとても沁みました。
「あなたはおっしゃった。