【真説 鎌倉殿の13人】源義経が一ノ谷の戦いで行った奇襲・逆落としの真相は三種の神器の奪回にあった【後編】 (4/5ページ)
すると、
(3)鵯越→鉄拐山(13キロ・2時間10分)/鵯越8時に出発、鉄拐山に10時10分に到着。
という計算になります。(3)の場合もすでに戦いの趨勢は決まっていて義経の「逆落とし」が決定打になったとはいえません。
「逆落とし」の場所は鵯越。目的は三種の神器の奪回。
このように考えると、義経が「逆落とし」を行った場所は鵯越しかあり得ないことになります。生田口から移動しても9時、すでに移動していたとしても8時には、義経は「逆落とし」を敢行できたことになるのです。
では、義経の狙いは何であったのでしょうか。それは、宗盛本陣への奇襲であったと考えられます。宗盛本陣には安徳天皇がおり、そこには三種の神器がありました。
夢野口で安田義定らが、強兵の平通盛・教経軍と戦っている隙をついて、義経は鵯越から「逆落とし」を行い、宗盛本陣を突き、三種の神器の奪回を図ったのでしょう。