『チコちゃんに叱られる!』マナー講師が大炎上「そもそも実験が不要」の指摘も

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『チコちゃんに叱られる!』NHK公式サイトより
『チコちゃんに叱られる!』NHK公式サイトより

 5月21日放送の『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合)が大炎上している。

 問題となっているのは、「フォークの歯はなぜ4本?」というテーマ。この疑問に対するチコちゃんの答えは「スパゲッティを上手に食べるため」とのこと。日仏料理協会の宇田川政喜会長によると、古代エジプトに残っている最古のフォークの記録によると、フォークは元々2本。元は調理器具だったという。

 その後、11世紀になり食事用に使われるようになったあと、18世紀中頃にイタリアのナポリとシチリア国を統治していたフェルディナンド王がスパゲッティを上手に食べるため、4本歯のフォークが誕生することになった。

 しかし、番組ではこの説を受け、2本~5本のフォークを用意し、どのフォークが一番上手く食べることができるかをADが実験。なぜか実験の場にマナー講師の平林都(61)を呼び、食事と関係ないところから「下を見るな!」と叱責。あまりに厳しさにADが泣くと、「泣くな!ええ年して」と怒鳴りつけていた。

 その後も、食べにくい2本、3本歯のフォークでのスパゲッティの食べ方を平林は採点し、「下品そのもの」と苦言。5本歯に至っては麺すべてが巻かれてしまい、平林は「うわぁ、どうするつもり、それを!?」と罵倒していた。

 また、4本歯ではADもスパゲッティを上手に巻き取って食べることができ、「召し上がるという感じが見えた」と普通に褒められ、85点という評価に。他のフォークの点数が25点~45点だったことを考えると、圧倒的に4本歯のフォークが食べやすいという結果になっていた。

 しかし、ADに怒鳴り続けた平林にネット上からは「見てられない」「ただのパワハラ」「泣くまで怒鳴るってマナーも何もない」という批判が続出していた。

「一方問題視されているのは、番組側です。そもそも食べやすいという理由で4本歯のフォークが作られたため、それ以外のフォークが食べにくいのは当然のこと。その食べにくいフォークでスパゲッティを食べさせて採点するという方法にネット上からは『この検証そのものがいらない』『食べにくいフォークなんだからマナー違反になるのは当たり前でしょ』『スタッフへのパワハラを見せたかったとしか思えない』という声が相次いでいました。つまり、番組は絶対にマナー違反をするシチュエーションで、案の定マナー違反を連発して泣き出すADを放送したことになり、ネットからはドン引きの声が聞かれました」(芸能ライター)

 今回の検証は悪趣味と言わざるを得ないようだった。

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