「鎌倉殿の13人」源頼朝、30年ぶりの上洛!そして征夷大将軍に…第22回放送「義時の生きる道」予習 (3/6ページ)
頭に前(さきの。元職の意)とついたって、その効果は薄れません。他の坂東武者たちのほとんどが「じょう(三等官)」とか「さかん(四等官)」である中、頼朝の「すけ(二等官)」はとても輝かしいものでした。
※ちなみに一等官は「かみ(例:相模守など)」となります。
まさかこんなにアッサリ返上してくれやがるとは……さすがの「大天狗」後白河法皇も、さぞ面食らったことでしょう。
「貰う時はすごくありがたがっていたくせに、いざ貰ったらさっさと辞めるとは……わしが大天狗と言うなら、あやつは大大天狗じゃ!」
今まで武士たちと言えば朝廷の権威をありがたがり、ちょっとした名誉(位階や官職など)をちらつかせてやるだけでも尻尾を振っていたのに……頼朝はその虚質を見抜いていたようです。
一度得た名誉は生涯にわたって有効?月岡芳年「大日本名将鑑 右大将源頼朝」
しかし虚名であっても御家人たちを従わせるにはちょうどいい目くらまし……でも京都に縛られたくないので、貰った官職はさっさと返上。