本能寺の変に「黒幕」はいたのか?たぶん明智光秀の単独犯行だった「四国政策転換説」を紹介【前編】 (2/4ページ)
放っておいたら「宇宙人説」とか「フリーメイソン説」とか出て来そうですが、そもそも本能寺の変には黒幕なんかいなかったんじゃないでしょうか。
今回は各種の黒幕説に共通する特徴と共に、じゃあ光秀はなぜ「本能寺の変」を起こしたのか、その動機を紹介したいと思います。
本能寺の変「黒幕」説・5つの特徴ここで各種の黒幕説を紹介すると恐ろしく長くなってしまうため、まずは結論となる特徴を並べていきましょう。
一、黒幕はどうやって光秀に信長暗殺をそそのかしたのか?その説明がない。
ニ、信長暗殺はいつ・どのように実行するのか?具体的な計画がない。
三、光秀が信長暗殺に同意しても、光秀の重臣たちはどのように説得したのか?
四、黒幕たちは信長暗殺の前後に光秀を支援している形跡がない。
五、黒幕がいたという裏づけ史料がまったくない。
三と五については黒幕の有無に関係なく、また四については何が支援なのか定義があいまいなため、あえて言及しなくてもいいでしょう。
しかし一とニは黒幕の有無を論じる上で決定的なカギとなります。黒幕説は、光秀が事前から信長暗殺を計画し、他勢力と連絡をとりあっていることが前提だからです。
まず黒幕が光秀に「信長を討てor討とう」と勧誘・説得し、光秀が同意したら初めて計画段階に移行できます。