まさかのカンニング用!?天皇陛下や神職が手に持っているあの板は何?笏(しゃく)にまつわる雑学 (3/6ページ)

Japaaan

上が方形なので下(手に隠れて見えない部分)は円形……つまり慶事に臨んでいる姿が描かれている。

天皇陛下:上下とも方形(角ばった形状)
臣下:上下とも円形
神事:上円下方(上が丸くて下が角ばった形状)
慶事:上方下円(上が角ばって下が丸い形状)

恐らく神事は弔事(神仏にお仕えして死者を祀る場)でもあるため、慶弔によって使い分けたものと考えられます。

笏の乱れは心の乱れ?

やがて時代は流れ、明治時代に入ると神職が祭礼に臨んで威儀を正すための彩物(さいもつ)とされました。女性神職の場合は笏の代わりに扇を用いることもあると言います(もし女性神職を見かける機会があったら、チェックしてみたいですね)。

基本的に右手で持ちますが、出雲大社のように両手で持つところもあるようです。

握り方については特に決まりがないのか「教える人によって異なる(知人の神職談)」らしく、しっかりとグリップするよう教える人も、指先に神経を集中して持つよう教える人など様々と言います。

この神職さんは、どうでしょうか?(イメージ)

「祭礼に臨む神職が真剣に奉仕しているか、笏を見れば判ります。どんな持ち方であれ笏が身体に対して傾いて(乱れて)いれば、たいてい邪念を浮かべているものです(同)」

……とのこと。地鎮祭や七五三など、ご祈祷を受ける機会があったら、笏の持ち具合をチェックしてみると面白いかも知れません。

カンニングペーパー(笏紙)を貼っては剥がし……

ところで冒頭に笏は「カンニングペーパーを裏に貼るためのもの」と言いましたが、どんな時に使うのでしょうか。

「まさかのカンニング用!?天皇陛下や神職が手に持っているあの板は何?笏(しゃく)にまつわる雑学」のページです。デイリーニュースオンラインは、平安貴族平安時代神道雑学カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る