世界最大のスイレン、新種であることを確認。葉の直径は3メートル (4/5ページ)
しかし、このとてつもない植物を見つけるのに何年もかかりました。ついに1988年3月、ヤクマ川を2時間以上かけてさかのぼり、いくつかの巨大な葉と花を探し当て、それを採集して、ボリビアの国立植物標本室で保管しました。ヴィクトリア・ボリビアナは、キュー王立植物園のスイレン舎とプリンス・オブ・ウェールズ温室で見ることができる。
それが、今はタイプ標本になっているヴィクトリア・ボリビアナだということが判明したのです
キュー王立植物園は、3つのビクトリア種を一緒に並べてみることができる世界で唯一の場所だ。
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・オオオニバス:ヴィクトリア時代の驚異
1852年にオープンしたキュー王立植物園のスイレン舎は、アマゾン流域で探検家が発見した巨大植物を保管するために建てられたものだ。
オオオニバスのヴィクトリア・アマゾニカは、子どもひとりの体重を支えられるほど頑丈で巨大な円形の葉をもち、見る者は皆、驚きの声をあげたという。
キュー王立植物園が10年をかけて種子をとろうと試みた後で、植物学者の間でヴィクトリア女王にオオオニバスの最初の花を献上するための競争が行われた。
6つが発芽に成功し、一部は保管し、残りはロンドンのサイオン・ハウス(公爵家の邸宅)や、ダービーシアのチャッツワース・ハウス(カントリーハウス)に送られた。
西洋世界では驚きだったが、アマゾンに住む人々にとってはよく知られた植物で、食用や薬として使われていた。