日本の政治家もテロ・暗殺の危険と隣り合わせ!?いま紐解く暗黒の近代史【戦前編】 (2/4ページ)

Japaaan

さらに1932(昭和7)年5月15日には、犬養毅首相が軍人によって射殺。いわゆる「五・一五事件」です。

五・一五事件を報ずる大阪朝日新聞(Wikipediaより)

その後の「二・二六事件」では、ダルマさんの愛称で親しまれ、大蔵大臣としても活躍した高橋是清と、斎藤実が1936(昭和11)年2月26日に軍人のテロで暗殺されました。

そして今回の安倍元首相となるのですが、つまり総理大臣経験者が暗殺されたのは、実に約90年ぶりなのです。

もう少し範囲を広げて見ていくと、政治家が殺害あるいは殺害されそうになった事件もたくさんあります。

鹿児島の大久保利通像

1878(明治11)年5月14日に、当時の内務卿大久保利通が紀尾井町で暗殺されていますし、その後の1882(明治15)年4月6日には、自由党党首の板垣退助が刺されて負傷しました。

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