運慶の仏像が集結!「鎌倉殿の13人」との繋がりも見える展覧会『運慶 鎌倉幕府と三浦一族』開催中 (2/5ページ)

Japaaan

それまで「関東地方に運慶の仏像はない」とされてきた定説を覆した、歴史的にも貴重な作品で、国の重要文化財に指定されています。

運慶と鎌倉殿の13人

この毘沙門天立像が、運慶作と判明した1959年の調査では、像の中から「文治五年に和田義盛と夫人である小野氏が願主となって運慶が作った」といった旨の銘札が出てきたため。

この銘文で、ピンときた方も多いのではないでしょうか。NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、横田栄司さんが演じているのがこの和田義盛です!

和田義盛は、鎌倉幕府二代将軍である源頼家を支える十三人の合議制のメンバーであり、これをNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が描いているのは皆さんご存知の通りです。


そしてこの和田義盛の祖父にあたる人物の像が、展覧会の最初に登場する「三浦義明坐像(満昌寺蔵)」です。三浦義明は、のちに鎌倉幕府を開くことになる源頼朝に仕え、一族をあげて挙兵に協力をしました。

そうしたことからも、三浦一族はまさに鎌倉幕府をささえる重要な存在だったのです。


こちらは、「不動明王立像 1189年運慶作(浄楽寺蔵)」。

全体に量感豊かな体躯の像で、135.5センチと小ぶりながら、全体的に量感豊かな体躯と険しい憤怒の表情から、迫力が感じられます。

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